Interview #01
病理医が診断に使う標本を
作っています。
臨床検査
N.Yさん
医科大学埼玉医療センター 病理診断科
病理診断医が、病気の有無や病態などを診断するために観察する標本作りを⼿掛けています。
⼿術で摘出された臓器や体内から採取された細胞などを顕微鏡で観察できるように厚さ3〜4マイクロメートルの極薄の標本にして病理医へ提供します。
NITOBEの臨床検査学科を選んだのは、姉が看護師だった環境と⼿に職をつけて働きたいという思い、そして早く働きたかったので3年制という点が魅⼒でした。
次のステップとして最近取得を目指しているのが「細胞検査⼠」。
この資格を取得すると臨床検査技師以上に診断に関われるようになるので、今後の目標にしたいと考えています。
Interview #02
患者さんの命に直結する
重要な仕事です。
臨床検査
M.Wさん
自治医科大学附属病院 臨床検査部
⼤学病院で臨床検査技師として働いています。
臨床検査技師には幅広い検査業務がありますが、現在担当しているのは「微⽣物検査」です。患者さんから採取した⾎液や尿、喀痰などを顕微鏡で観察して、病原菌を⾒つけ出す重要な仕事です。
NITOBEを選んだのは国家試験合格率の高さですね。3年間の濃い学びで知識を深めて即戦⼒を目指せる点や著名な先⽣のもとで勉強できる点も魅力でした。
特に⼼に残っているのは「検体が患者さんの命に直結するという意識を持ちなさい」という先⽣の⾔葉です。授業の時は意識しにくかったですが、いま仕事をしながらその言葉を毎日実感しています。
Interview #03
基礎をしっかりと身に付けた
新渡戸生が多く活躍しています。
臨床検査
東京慈恵会医科大学附属病院
A.Y さん
埼玉県立川越南高等学校出身
入職6年目を迎え、採血やさまざまな分野の検査を幅広く担当。
複数の検査データを複合して見るスキルが身に付き、医師の診断を下支えする臨床検査技師の役割の重要性を感じながら、知識と技術の向上に努めています。
学生時代に臨地実習と国家試験の勉強を両立し、濃密で充実した時間を過ごしたことが貴重な経験に。
勉強する習慣は、入職後の試験勉強にも役立っています。
また検査機器の使い方など、現場に必要な基礎がしっかりと身に付いていたので、入職すぐに戦力になれたことが大きな自信になりました。
院内には新渡戸文化の卒業生が多く、高い評価を得ていることに喜びを感じています。
Interview #04
検査室を運営する責任者として
全体の満足度を高めていきたい。
臨床検査
株式会社エス・アール・エル
W.K さん
千葉県立君津高等学校出身
新渡戸文化で学んだ知識をさらに深めたいという思いから、卒業後4年制大学へ編入。
臨床検査技師の資格と知識を活かして専門分野の勉強を続けたのち、臨床検査業務を受託する企業に就職しました。
就職してすぐ、検査器具を当たり前に扱えることを評価され、すぐに業務を任せていただけたことに、新渡戸文化での学びが現場に必要とされる実践的なものだったと感じました。
現在は、企業が設立した病院に配属され、さまざまな検査業務と検査室の運営を任されるようになりました。
これからも検査技師としてのスキルアップを目指すとともに、病院、患者さんの満足度向上を図っていきたいと思っています。