10/27(土)新渡戸祭が開催されました。
その中から、毎年開催している「新渡戸祭ミニセミナー」の様子をお知らせいたします。
第1日目の今日は、本学の教授らによる講演。
「日々変化していく私たちの食環境 ~時短料理は食卓の主役になれるのか~」生活学科 食物栄養専攻 教授 大島恵子
最近の私たちのまわりには便利な食品が増えてきました。カット野菜やあえるだけのパスタソース、冷凍食品などなど…
確かに便利で簡単に作れます。でも、たまには大切な家族に、少し手間をかけて作ってあげたい。そんな気になるお話でした。
「ハタラク夫婦を応援!プチ両親学級 夫婦でこれからの育児を考える ~こんなにも違う男女の視点」生活学科 児童生活専攻 准教授 榊原久子
家族が仲良く暮らしていくためには、夫婦のパートナーシップがとても大切。育児に対する男女の視点の違いから、衝突することも多いはず。今日の講演を機に、これからのこと、2人のこと、家族のことを話してみてほしい。そして言葉で伝えて、最後に「ありがとう」が言えたら、きっと良い家族になっていけるんだろうな、と思える講演でした。
「腸の中から健康を!」生活学科 食物栄養専攻 教授 加藤久宜
腸の中には、500種以上、約100兆個の腸内細菌が存在し、様々な細菌が種類ごとにまとまって腸内フローラを形成しています。一般的に、腸内の環境を良くするには善玉菌を増やすことと考えられています。生活環境や食生活の変移から、腸の環境を良くする方法を考えました。
食生活の欧米化によって、私たちの腸内環境も昔とは変わってきており、そこからかかる疾病にも変化が出てきていると言います。
まずは自分の食生活を見直していきたい、と考えさせられるお話でした。
新渡戸祭ミニセミナー 2日目の明日10/28(日)は…
「食と音楽による未病改善と認知症予防」臨床検査学科 非常勤講師 埼玉医科大学短期大学名誉教授 和合 治久 氏による《特別講演》です。
10/28(日)13:30~14:30
有効な食物や音楽を活用すると、バランスを失った自律神経が正常化します。現代社会においてストレスは逃げられないものですが、免疫力をあげることや日々簡単にできる音楽療法を取り入れ、脳がリラックスをすることで認知症予防にもつながります。
ぜひ、ミニセミナーにご参加いただき、健康増進にお役立てください。
当日は講演参加者のお子様のお預かりをいたしますので、ゆっくりと聴講いただけます。
ぜひ、ご参加ください!